相続問題に関する、よくある質問⑵
当事務所に寄せられる相続問題のよくある質問をご紹介いたします。
父が先日死亡しました。相続手続について、誰に相談すればよいですか?
弁護士、司法書士、税理士などの専門家に相談をしてください。相続は、お金が関わる問題ですので、一つ間違えると、親子や兄弟で、骨肉の争いをすることになりかねません。正しい知識を身に着けて、喧嘩をしないように相続手続を終えるためには、一度、専門家に相談をして、今後の流れや法律のルールについて、アドバイスを受けることをお薦めします。
弁護士、税理士、司法書士など、どの専門家に相談をすればよいでしょうか。
ざっくりと違いを説明すると、話がまとまる前提であれば、遺産が高額で相続税の申告が必要になる場合は税理士に、不動産(自宅、畑、アパート)が遺産に含まれ、登記手続が必要になる場合は司法書士に依頼することになります。税理士や司法書士に知り合いがいない場合、当事務所にご相談に来ていただければ、ご紹介をさせて頂くことも可能です。
弁護士に依頼すべき場合は、話し合いがまとまらない場合、相続人の中に音信不通の人がいる場合、既に相続人の一人が弁護士に依頼している場合、裁判所から遺産分割調停の呼び出しがあった場合などが一般的です。