揉める原因をちゃんと考えていますか
平素より大変お世話になっております。
三重県四日市市の大洋総合法律事務所の事務員Hです。
まだまだロシア・ウクライナ情勢が落ち着かない中、争いごととなるとどうも気になってしまう事務員です。
本日も雑多な話題になりますが、『争いごと』になりやすいケースをお話ししてみたいと思います。
争いごとになりやすいケース
①自分の都合を相手に押し付けるケース
相手に対して、『〇〇すべき』『これくらいしてもらって当然』と考えがちなケースです。
当事務所は、交通事故・遺産相続・企業法務の案件を多く取り扱っておりますが、どの分野においても、このように相手に対して自分の都合を押し付けてコントロールしようとしがちな方においては、トラブルが多く起こっている様に感じます。
②自分は被害者だと思っているケース
相手に対して『私はこんなふうに虐げられている!』『相手にこんなにヒドイことをされた!』とご相談に来られる方もいらっしゃいます。
実際に、被害に遭われている方のご相談も多く、深く同情することも多いです。
しかし、加害者だと思われる相手が、『私こそヒドイ目にあった。』『私がそうせざるを得なかったのにはこんな理由がある』などと聞いたらどうでしょう?
それぞれが自分を被害者だと思っているのです。
自分の立場で被害者であると主張しているだけだと、思わぬ墓穴を掘ってしまうことがあるかもしれません。
自分の立ち位置をきちんと把握し、戦略的に考えていく必要があります。
③専門家のアドバイスを聞きいれないケース
弁護士をはじめ、この世の中には『専門家』といわれる人がいて、何か問題が起こった際にご相談されるのだと思います。
しかし、起こった物事を専門家に話した際に、専門家が『〇〇は難しいので、こうした方が良いですよ』とアドバイスした時に、『私が求めているのはそういうことではない、〇〇してほしい』と、自分の要求を満たすアドバイス以外には、聞く耳を持たず、同じ主張を無限に繰り返す人がいます。
専門家が神様の様に、お願い事はなんでも聞くことができればもちろん良いのですが、死んでしまった人を生き帰らすことはできないし、起こってしまったことを無かったことにすることもできないし、相手の気持ちを無理矢理に動かすことも改心させることもできません。
弁護士に対する相談も同じです。
法律という決められたルールがある中で、起こってしまった問題をご相談者様にとってこれ以上悪くならない様に、最善の解決策を考えてアドバイスさせていただいています。
自分の期待する解決の着地点以外を認めず、専門家のアドバイスを聞けないケースにおいては、より揉め事は炎上しやすくなる傾向があります。
ご相談はお早めがお勧めです
ご相談に来られる相手側がこの様なケースも多くありますし、ご相談者様ご自身も、同じ様にトラブルを起こしがちな考え方をお持ちのケースもあります。
しかし、どんな事案においても、100%どちらかが悪いというのはなかなか無いので、ご自身を俯瞰して見れる様になると、逆説的かもしれませんが、ご相談者様ご自身にとって有利に、そしてスムーズに解決に進むように思います。
当事務所においては、ご依頼者様にとっての1番の味方となることを目指しております。
だからこそ、ご自身の立ち位置をしっかり把握して、ご相談者様にとっては耳の痛いこともアドバイスさせていただいております。
争いごとは火種が小さなうちの方が解決するのも簡単ですし、費用も時間も少なくて済みます。
問題が大きくなる前に、どうぞお早めにご相談頂くことをお勧めさせて頂きたいと思います。
当事務所の初回法律相談は、全て有料で承っております。
もちろん、無理に契約を薦めることは一切致しておりません。
ご相談だけで見通しがたち、気持ちが落ち着かれる方も多くいらっしゃいます。
ご相談のご予約は、お電話のほかに、お問い合わせフォーム、公式LINEからも受け付けております。
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