弁護士に法律相談するときのコツ
平素より大変お世話になっております。
大洋総合法律事務所の事務員のHでございます。
緊張と、言いたいことがいっぱいで、気付けばあっという間に相談時間が終わってしまった・・・
せっかく相談費用をお支払いいただいて法律相談を受けたのに、こういった方は、もったいないなぁと事務員目線で感じます。
では、弁護士にうまく相談をするにはどのようにすれば良いのでしょうか?
今回は、弁護士にうまく相談するコツについてご紹介します。
事前の準備や持ち物、心構えなどをまとめてみました。
どうぞご参考になりましたら幸いです。
持ち物
- 事前準備したメモ
- 少しでも関係する可能性のある全ての資料
- メモ帳
- 本人確認書類(免許証など)
- 認印
事前にメモを準備する、資料を持ってくる
相談前にメモなどを作成し、要点を整理しておくことによってスムーズな説明が可能となります。
相談予約の際に、私達事務員が簡単に聞き取りをさせて頂いておりますので、弁護士もざっくりと大筋を読んだ上で面談に臨んでおりますが、細かいことや伝えたいことは、ご相談者様が面談の際に弁護士に伝える必要があります。
また、事前に自分なりに整理することによって他人への説明がうまくできることもあります。
- メモは時系列でまとめておく
- 主語(私、彼、彼女、相手方、など)と、述語(〜した、〜と言った、など)をキチンと書かれると、誤解なくスムーズに伝えられます
- 関連する資料はすべて持参する
当時の通帳や日記などが重要な証拠になることなどもございます。
関係すると思われるものは、一式お持ちになるのがお勧めです。
メモ帳
弁護士が説明する内容は、弁護士が噛み砕いてわかりやすく説明しますが、用語が難しくて、一度聞いただけでは覚えられないことなどもございます。
また、今後のスケジュールなどについても、ご相談者様がメモをお取りになると、後から読み返すことで安心されることと思います。
自分が聞いたかどうか不安になってしまう方もいらっしゃると思いますので、ご自身のためにも、気になることはメモを取るのがお勧めです。
本人確認書類(免許証など)
本人確認書類については、法律相談のご予約をお取りする際に、お電話にて事前にお願いしております。
利益相反の有無を確かなものにするためにも、こちらの提示を必ずお願いしております。
ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
認印
認印は、法律相談の結果、もし、当事務所で委任契約をするとお決めになられた際に必要となります。
もちろん、委任契約をせずに法律相談だけで終了の方には必要ありませんが、契約には書類の取り交わしが必要となりますので、再度郵送していただく手間をお掛けしないように、必要な方にはその場で書いて頂いております。
念の為お持ちいただくことをお勧めしております。
法律相談の心構え
上記のことを事前に意識して準備しておけば、相談はスムーズに進む可能性が高くなります。
法律相談の心構えとして、事務員が見ていて思うこととしましては、事前にお話しになりたいことをまとめる準備をして、落ち着いて臨むことではないかなと思います。
ご相談者様のお気持ち(悲しかった、悔しかったなど)もとても大切なものですが、できる限り先に『何が起こったか』の事実をキチンと伝えると、法律相談の限られた時間を有効活用できると思います。
これを言うと自分にとって不利になるかもしれない!と思うことも含めて、全てを最初に開示することも大切です。
詳しくはこちらの記事もご覧になってみてください。
まとめ
- 事前準備したメモ
- 少しでも関係する可能性のある全ての資料
- メモ帳
- 本人確認書類(免許証など)
- 認印
こちらをお持ちいただき、出来るだけ感情ではなく事実(起こった出来事)をしっかり伝えることが大切です。
聞きたいことを最初の初回相談でなんでもお聞きになって心を軽くしていただければと思います。
ぜひ、法律相談の限られたお時間を有意義に使ってください。
ご相談のご予約は、お電話のほかに、お問い合わせフォーム、公式LINEからも受け付けております。
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