稼ぐ系情報商材から学ぶお金の稼ぎ方と欲求のコントロールの重要性~Youtube「賛否両論コラボ」を見て~
少し前に、Youtubeで「賛否両論」という動画を見た。第1回だったようです。
青汁王子こと三崎優太さん、ヒカルさん、与沢翼さんの番組で、第1回のゲストは、堀江貴文さんでした。
つまり、この4人がしゃべる動画でした
あと、どこかで見たことのある元アナウンサーが、コーディネーター役をしていましたが、名前は忘れました。
稼ぎ方を語る
三崎さん、ヒカルさん、与沢さんは、経済的な意味では、間違いなく今の時代の「成功者」
動画は何本かに切り分けられており、賛否両論あるテーマを取り上げて議論すると言っていたものの、テーマとして取り上げられた内容自体は、正直、あまり面白くなかった。
ただ、堀江貴文さんのチャンネルにアップされた動画の中に、興味深い4人のやり取りがあった。
これです↓
「ホリエモンが3人の「稼ぎ方」を徹底解剖!その手法と金額に驚きの声」と題する動画https://youtu.be/akNaWNGjtyU
稼ぎ方に関するトーク部分は、時間にして20分くらいだったが、4人とも、言葉を選びながら、慎重にお話をされており、かつ、質問役の堀江さんも、いろいろ突っ込もうと思えば突っ込みどころはあったのに、深追いしなかった部分があった。
何かと言えば、情報商材で儲けたが、辞めた、とヒカルさんと与沢さんが語った部分だった。
私にとってはここが印象的で、人間らしい部分が見えて、すごく勉強になるシーンだったので、備忘録もかねて、ポストする。
稼ぐ方法の変遷
堀江さんが、3人に対して、どうやって稼いでいるのか、というド直球の質問を行っていた。
三崎優太さんは、アフィリエイトから入り、フルーツ青汁の通販事業の起業、脱税疑惑からの裁判沙汰、その後の転落劇を経て、SNSでフォロワーを増やし今の影響力を獲得し、Youtuberに。起業家としても、他企業への出資や、仮想通貨への投資をやっているということ。今回のブログ記事とはあまり関係がないが、一応、紹介。
ヒカルさんは、情報商材をちょとやったりしつつ、ゲーム実況などを経て、今のスタイルを築いたと説明し、今の影響力を活かしてブランドを作って衣類などの物販もやっているとのこと
与沢翼さんは、アパレル、情報商材ときて、今は個人投資家とYoutubeのメンバーシップの有料課金で1カ月あたり12,000円/月×約2000人=約24,000,000円/ 月あると言っていた(ただし、Youtubuに何割かとられるとのこと)。言いたいことは、情報商材ではなくて、自分の考えや発想を情報発信をする、ということだろう。似ているが、少し違うと私は感じた。
この番組を聞いていて、ヒカルさんか与沢さんか、どちらの発言かは忘れたが、情報商材をやってお金を稼いだいたときに「罪悪感みたいなもの」があったとか「このままでいいのだろうか」と思ったというような論調のコメントをしていて、結局、辞めたと言っていた。
ここが、一番、おもしろかたった。彼らは多くは語らなかったが、それでも十分な内容の回答をしていた。だから、堀江さんも、深追いするような質問はしなかったのかもしれない。
情報商材で稼げたポイントは、何か。そして、なぜ続けられなかったのか、続けなかったのか。
この2人は、結局続けなかったとはいえ、情報商材で稼げるポイントを語ってくれていたので、それは何か。私なりの理解を抽象度を高めて整理すると、
- 人間を人間たらしめる「人間くさい欲求」へ訴求すること
の一つに尽きる。
人間くさい欲求とは
まず、私が「人間くさい欲求」と定義しているものは、
①金銭欲 (金持ちになりたい、ここを実現できると訴求することが情報商材の代名詞)
②美容・健康欲(きれいになりたい、かっこよくなりた、健康になりたい、長生きしたい、このレベルの欲に訴求する情報商材(ダイエット方法や運動方法など)も多い)
③不安解消欲(雑多な生活不安、人生の不安を解消したい。いわゆるスピリチャル系の情報商材。一種の宗教のような情報商材も多い)
少し③の不安解消欲について補足すると、生きていく上では、全人類が切っても切れない様々な不安がある。
例えば、将来への漠然とした不安。
社会人だと、今のままの仕事でいいのだろうか、とか、子育て中の方だと、子育ての不安、両親や配偶者などの人間関係への不安、資格試験に合格できるだろうかという不安、究極的には死への不安など、どれも数値化しにくく、不確定要素が多く、そもそも他者と対比することも根本的にできないもので、どう考えても、他人に頼ったところでどうしようもなく、つまるところ自ら消化して、一生上手に付き合っていかなければならない類のもの。
この不安は、絶対に、ゼロにはならない、と私は考えている。ちなみに私は、こういった不安を感じる性質は、人間が知性を持ったこと、考える力をもったことの代償として背負わされているものだと考えている。こう考えると、あんまり深刻に考えたって、どうしようもないな、みんな同じさ、一つ一つ、やれることやっとこ、あとはなるようになるさ、と開き直れる。
話を元に戻そう。
これらの欲求は、もちろん私も全て持っている。全人類が持っていると言ってもいいと思う。
ただ、危険な欲求、極めて危険な欲求だと、何度も何度も自分に言い聞かせた方がいい。
他の動物と同じように生来的に人間に備わっている三大欲求、つまり睡眠欲、食欲、性欲とは、異次元の欲求で、取り扱いがデリケートなもの。
三大欲求には、限界がある。つまり、「有限欲求」だ。無限に食べ続けたり、寝り続けたいと思う人はいない。
だから、一部の例外を除いて、勝手に欲求は収まっていくので、取り扱いに注意を要する程度は低い。
人間くさい欲求、との違いはなにか。
次のAとBの特徴に答えがある、と思っている。
多くの人にとって、
- A 無限に欲が増大・増殖し続ける性質
(お金がほしい、健康になりたい、不安を解消したいなど)
- B 一度手に入れると失いたくないという欲求が無限に増大し続ける性質
(お金を失いたくない、例えば税金を払いたくない、しわが増えたからまた注射でしわを消したい、美容整形したい、ダイエットしたい、不安があったから、高名な占い師や尊士様に課金して占ってもらって、やっと安心したのも束の間、また不安が出てきて、その占い師に課金など)
つまり、金銭、美容・健康、不安解消、みたいなものは、とどまるところをしらない欲求。
私は、「無限欲求」と勝手に命名している。
無限欲求は、自分でコントロールしないと、必ず事故る。こんな危険な性質を持っている欲求だからこそ、普段から、取り扱いに注意をしなければならない。
例えば、お金。
- A ほとんど人は、いくらでも欲しい!と思うだろう。もちろん私も欲しい(笑)。
- B お金がなくなったら嫌だ、困る。お金がなくなることは恐怖でしかない。失いたくない。もちろん私も失いたくない(笑)
美容・健康、不安解消も同じだろう。
あとは、これをどうコントロールするかだ。
うまくコントロールできないと、ほぼ確実に、生きることが辛くなってしまう。
コントロールしすぎても辛いし、コントロールせず、暴走させると、地獄が待っている。
例えば、金が欲しい、大金持ちになりたい、ここで思考停止になっては、無尽蔵の金銭欲にとりつかれ、事故る。街弁として仕事をして、何度も事故った人を見てきた。
弁護士として、会社の金をポケットに入れてしまう横領事件の法律相談は不滅のテーマ、絶対に儲かると言われる未公開株、毎月配当がある商品で最初に月利5%(100万円入れてくれたら、毎月10万配当する等)とかで配当金を出して、信じさせて、どんどん出資額を増やした方がいいと言われて、増やしていくと、どこかで連絡がつかなくなる系の詐欺まがい投資商法、ちょっと古いが、原野商法まがいのもの等、定期的に湧いて出てくる。
人間の無限欲求の一つである「金銭欲」に訴求するビジネスモデル、これが稼ぐ系の情報商材なんだろう(少なくとも私の持っているイメージ)
稼ぐ系情報商材から学ぶ、人間くさい欲求に訴求した物の売り方
情報商材については、私はほとんど知らないが、昔、ちらっと見たものは、扇動的なネット広告だった記憶がある。私の記憶にあるものは、どれも「金銭欲」に刺激的に訴求するネット広告だ。
はっきりとは覚えていないが、「何人も億り人が生まれた」「申し込みは本日午後6時まで(だいたい、秒単位でタイムカウントされている)」「今回の募集枠は先着50名」「前回募集は、募集開始1時間で満員御礼」「卒業生の声①、独立1年目から年商1億円(背景はなぜかハワイなどのリゾート地)」とでも書いてあるんだろう。大事なことは、年商じゃなくて、利益率や純利益なのに。
こういった扇動的な広告は、一部の層には、刺さる。
それを買ったら、すぐに金持ちになれるかもしれないと、上手に思わせたら売る側はもう勝ち確定になる。
後は勝手に、危険な欲求である金銭欲が、徐々に大きくなり、ネット広告を見て、一度閉じて、又見てしまって、ついには購入ボタンをクリックさせる。
美容・健康も同じ。健康食品、サプリ、痩せ薬などのダイエット係。流行り廃れはあれど、ずっと繰り返している。
一番大事な「効果には個人差があります」という小さく書かれた注意書は、人間の危険な欲が、見えなかったことにしてくれる。きっと、どデカく書いても、ある程度は売れるだろう。
与沢さんやヒカルさんが情報商材を辞めるきっかけになった理由に戻る。はっきりとは言っていなかったので、推察だが、売る側の層は、実はすべてを分かっていると言うこと、これがちょっと続けられない、という選択になったのだと思う。
ある意味、すごくまじめだと思ったし、好印象を持った。弁護士をやっていると、やってはいけないことを手を付けて、わかっちゃいるけどやめられず、地獄を見る人をたくさん見てきた。そういう人たちに比べれば、スマートで、まじめだ。
稼ぐ系の情報商材から学ぶ、買い手のメインターゲットの選び方
稼ぐ系の情報商材を買うのは、実は、一部の層に過ぎないこと。
- 危険な金銭欲をコントロールできないタイプ
- 何かに失敗してメンタルをやんだりして、一攫千金に飛びつきたい精神状態の人
- 境界知能的な人
を暗に、購買層として、想定してしまっていること。
その結果、情報商材の内容自体は正しくても、買ってくれる層の中で、成果を出せる人は、本当に限られてしまう。金銭欲をコントロールできるようにならない限り、金銭欲に支配されて、結局お金を失うということをわかっていないからだ。
もちろん、稼ぐ系の情報商材は、今もあるし、情報商材をきっかけに成功した人も、現実にいるし、私は全く情報商材そのものを悪いとは思わない。
動画の中でも、内容的には正しい情報商材を売っていたと、ヒカルさんが発言していたが、これはきっと嘘ではなく、真実だと思う。実践できない人が少ないだけ、実践できる人は、実は最初から購買層にほとんどいないだけ、というところが、裏事情なだけで。
よく考えれば、学校の授業だって、見方によっては、公的な情報商材の一つに過ぎない。
教科書や参考書だって、紙媒体の情報商材ともいえる。
資格試験の通信教育、資格試験予備校だって、情報商材の一つといってもよい。
もしかしたら、大学だって情報商材の一つと言ってもいいかもしれない。
私も、司法試験の予備校に通って司法試験に合格できたと思っている。司法試験の世界でも、合格する人、しない人がいるわけで、司法試験予備校が悪いということは絶対ない。つまり、存在として、情報商材が悪いと言うことは一切ないと思っている。
ではなぜ、与沢さんやヒカルさんが、稼ぐ系情報商材を辞めたのか。
ここからは推測だが、きっと、一部の層を対象として、無限欲求である金銭欲を過度に刺激する扇動的な広告をしていたことに関する違和感、なのかなと思う。
つまり、問題は「売り方」にあったのではないか、と勝手に推測している(なお、実際に私は彼らの情報商材の売り方を現実に見ていないので、あくまでも個人的意見に過ぎないことを付言する)
よく考えれば、「稼ぐ秘訣」みたいな本は、大手出版社が書籍の形で販売し、書店に行けば、大量に販売されている(大抵は「自己啓発」みたい分類のところにある気がする)。
本ならOKで、情報商材になると、ダメ。この違いは、やはり「売り方」に違いがあると整理することができる。
次に、特定の売り方で、特定の層の買い手ばかりをターゲット層にすると、今度は売り手が罪悪感を感じてしまう現象が生じるのだと思う。
書籍ではなく、情報商材として、扇動的な売り方をして、その結果として、一番買ってくれる層は、実は成功しない可能性が高い、これが売り手に痛いほどわかってしまうこと、ここに問題があったのではないか、と思う。
稼ぐ系情報商材から学ぶ稼ぎ方と、売り手も続けられない理由
整理すると、稼ぐ系情報商材は、主に、成果がでない可能性が高い層をターゲットに、「刺激的な広告」「扇動的な広告」を作成して売りさばく、ここが大手出版社が販売する「成功の秘訣」「稼ぐ秘訣」系の書籍とは、違うところで、実質的に同じことをやっていても、売り手が、徐々に、これはやばいかもしれない、なんだか違和感を感じる、そして、やめる、となる仕組みなんだろう。
あとは、一度課金して買った人が、うまくいかないとなって、その人ではダメだ、あわなかった、他の人のを買おう見たいな感じで、別の人の稼ぐ系情報商材を買ったり、そもそもお金がなくなって、買えなくなったりして、だから続かない、そういった可能性もあるだろう。
あるいは、こんな原因もあるかもしれない。
売り手である方も、無限欲求である金銭欲をうまくコントロールできなくなる危険を感じて、もっともっと購入者が増えるように、刺激的な広告に突き進む中で、自分自身も、無限欲求の魔力にとりつかれて、金銭欲に支配される危険を感じ、身を引いたのかもしれない。
与沢さん、ヒカルさんは、情報商材を辞めた理由は、はっきりとは説明せず、やや奥歯に物が詰まったような言い方、表情で、言葉を選びながらお話されている様子がうかがえたので、実際はどうかしらないが、無限欲求の最たるものである、金銭欲に関して、売り手も、買い手も、注意が必要ということは、間違いないらしい。
抽象化すれば、いつの時代も、どの世界にも、どの国にも、おいしい話に飛びつく層が、おそらく人口比でいえば、相当な割合いて、ここをターゲットにすると、ある程度は儲かる、ということなんだろう。
もちろん、買う人の中には、成功する人もいるわけで、私は買ってはいけないと言うつもりはない。むしろ、人間が無限欲求をコントロールすることは、実は大変難しく、自分だって、置かれた状況次第では、買うかもしれないから。
もともとコントロールすることが難しい無限欲求を、ことさら刺激する広告を作っていけば、ある程度の人数は、買ってくれる。インターネットがこれを拡大させたが、実は、新聞広告などには、昔から、なんだか怪しい商品の広告が、常に入っていたような気がする。広告媒体が、新聞か、インターネットなのかの違いがあるだけで。
これが、稼ぐ系情報商材で、稼げる秘訣なんだろう。ただ、まともな精神の持ち主は、続けられない、ということだろう。きっとこの4人はよくわかっていらっしゃるのだと思う。
なお、情報商材に限らず、無限欲求を刺激する商品を作ることも、実は難しいし、売り方を考えることも難しいことは忘れてはいけない。わたしは、作ることすらできないと思っている。
稼ぐ系情報商材を辞めたあと、ヒカルさん、与沢さんは、情報商材時代を超える成功を実現していると思う。過去の経験を活かし、次のビジネスでも成功する彼らは、本当にすごいと思う。
成功の秘訣は?
仕事は、需要があってのもの。需要というのは、人間の欲求から生まれるから、やはり欲求に訴求するものでなければ成り立たない。
どんな欲求をターゲットにするのか。
三大欲求でもいいし、人間くさい無限欲求でもいいし、社会経済活動から生まれる各種欲求でもいい。
資格試験の教材なら、合格したいという欲求だろう。ハウスメーカーなら、マイホームを持ちたい、快適な住環境の実現の欲求などだろう。旅先に、快適に移動したいということで、高級車のレンタカーなども最近増えているが、これも、欲にフォーカスしている。
私の仕事でいえば、トラブル解決したい、予防したい、という欲が根本にある。しかも、自分に有利に、自分の思い通りに解決したい、そう考えることが、普通だ。
難しいところは、ご相談者の方や依頼者の方の「希望」や「欲求」が、法律上、どう考えても無理なとき。
できる限り、丁寧に説明を心がけているが、どこまでご満足いただけているのか、これは私ではわからない。ただ、依頼者や顧問先の方には、相談して、よかった、安心できた、を提供するように常に、心がけています。
仕事をするにあたって、成功の秘訣は、新しいものを作るとか、誰もやったことのないことをやる、というものではないのだと思う。本質は別のところにある。
欲求の設定の仕方と、広告方法、もちろん商品の質・価値、そういったところを、じっくり考えて、戦略的に行動できるかに本質があり、これができる経営者が、ビジネスでは、成功者になるんだろう。なお、「欲求」なんて生々しい表現を使ったが、もう少し品のある表現を使うと「需要」があるかどうか、ということになる。需要と言われると、どこに需要があるのか、何が当たるのか、なんてわからないとなりそうだが、正体は「欲求」であると理解すると、少しわかりやすくなるのは、私だけだろうか。
詐欺にも注意
少しだけ弁護士らしいことを言うと、「金銭欲」が無限欲求であることを分かった上で、明白な詐欺をしている連中も、常にいる。
これは今後も絶対になくならない。
情報商材なんて、ほとんど買い切りだし、高額な投資系の詐欺をしている人と比べると、ほぼ無害ともいえる。
これは投資詐欺ではないか、という話やご相談の中で、高額な金額になるものは、顧問先の社長や比較的裕福な方々から持ち込まれるケースもある。
お金をもっている経営者や、定年退職後のリタイヤした人などをターゲットにする詐欺は、それっぽいパンフレットや、運用実績などを記載したリストなどを持っていたりする。
運用実績が異常値ではないか、エビデンスはあるのか、金融庁の種々の規制は守っているか、そもそも実体のある会社なのか、などを弁護士として調査して、アドバイスをすることもある。私も個人的に、投資をしているが、少し金融や金融法務の知識があれば、一瞬で、詐欺だとわかることも、全く畑違いだとわからないことも多い。ポンジースキームすら、金融の知識が全くないと、わからない。
そういった場合は、恥ずかしがる必要はないので、あやしいと思いながら、お金を出す前に、相談をしてみることも重要かと思う。
実際、既にインターネットで検索をすると被害者の人が何人も「騙された!」と声をあげているのに、パソコンが苦手という理由で、インターネット上の情報を全く知らず、詐欺会社にお金を出してしまっていた例もあった。注意してほしい。